犬養憲子さんの一人芝居は見事でした。驚くほど美しい沖縄の伝統衣装を着て、沖縄の音楽をバックにゆったりと踊るすがたに目を見張りました。沖縄の踊りは手の動作が美しいのですね。また、ナレーションが良いのです。ボクらの知らない沖縄の言葉の意味を面白おかしく説明してくれました。
島しづ子さんのお話は、辺野古や高江の現地の闘争をしている方々の生き方などを紹介し、現地の闘争の人間性あふれる人々の姿が感動的でした。DVDの内容も含めて、沖縄の歴史、辺野古への基地建設はすでに1966年にアメリカが計画していた軍港の建設計画そのものだったことを明らかにされました。これには驚かされました。そして、基地による具体的な被害状況を話され、最後にレイプ死体遺棄事件の抗議集会で話された女性の言葉を紹介されました。感動的な内容でした。「こんな事件が起こるのは、本土に人たちの責任でもある」という締めくくりでした。
会場の岡崎教会は、新装なったばかりの美しい会堂で、このような集会を持つことができたことを心から感謝したいと思います。
家にカメラを用意していたにも関わらす、うっかりとそのカバンを持って出るのを忘れてしまい、集会の様子を映像でお見せすることができなかったことをお詫びします。

茨坪集会所の前の大通りの法面に、下の写真のようにヒガンバナが見事に咲きました。赤いヒガンバナと白いヒガンバナの競演です。

ヒガンバナは美しいです。毒々しいくらいの赤い色が、気味悪く感じることもありますね。

10月9日 分かち合い礼拝 担当 MTさん
16日 島耕一牧師のメッセージ礼拝
23日 堀伝集会に合流(集会案内参照)
茨坪での集会はありません。
堀川伝道所の集会には、茨坪も協賛団体となっています。
毎回、内容的に大変刺激のある集会で、今回も良い講師をお迎えしての集会です
ので、そうなるでしょう。多くの参加を呼びかけます。
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名古屋堀川伝道所の 秋の伝道講演会
10月23日(日)13:30~15:30名古屋YWCA 2Fビッグスペースにて
「かき消された声を取り戻す~キリスト教の再構築に向けて~」
講師:新 免貢さん(宮城学院女子大教授)
午前中は同じ場所で11:00から礼拝。入場無料
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10月 30日 DVD「9条を抱きしめて」を観る
11月6日 島耕一牧師のメッセージ礼拝
13日 分かち合い礼拝 担当 YTさん
20日 召天者記念礼拝 佐藤牧師メッセージ
27日 聖書研究 いずれも司会など未定
わたしたちの伝道所は、日本キリスト教団の愛知東地区に所属しています。愛知東地区では、毎年9月を「講壇交換」の日と位置づけ、教会の相互交流を目指して各教会の牧師を交換してメッセージを語ります。9月19日は東海市にある世真留教会の臼田牧師が来られて礼拝メッセージを語っていただきました。代わりに茨坪の佐藤直樹牧師は世真留教会でメッセージの奉仕をしていただきました。
臼田牧師のお話は、イエスの有名な「右の頬を打たれたら、左の頬をだしなさい」という言葉の意味を分かりやすく嚙み砕いてのメッセージでした。興味深いメッセージでしたので、茨坪のホームページの載せました。ご一読ください。
書棚からの旅
佐藤直樹
インターネットでの検索も本が増える原因となる。買いたい本を検索すると、「あなたへのおすすめ」と称して同じページ上に興味のありそうな本が自動で幾つか挙げられる。つい一緒にと注文する。だが届くと一気には読めずまず「積ん読」になってしまう。この繰り返しだ。
本が捨てられないのは、言葉との出会いに心が動かされ、そのことを捨ててしまうと思うからだろうか。新たな本を買ってしまうのは言葉を通しての新たな体験を求めているからではないか。「積ん読」になっている本はいつでも未知なる世界へと飛び込んでいきたいという期待の表れ、その旅装なのではないか。深まる秋のこの時、書棚からの旅に改めて出かけてみたい。
9月25日
わたしの散歩道 8
NA
60歳以上で毎日ラジオ体操をしている人は7パーセントいるそうです。夏休みに毎朝通ってスタンプをもらった記憶もあるでしょう。
ラジオ体操は昭和3年1928年、昭和天皇の即位の礼の行事の一貫として日本放送協会と逓信省が共同で作ったものだそうだ。そこに三つの目的があるといいます。①身体の近代化 ②身体の国民化 ③時間の近代化 だそうです。
①江戸時代は行進とか集団行動とかはやられてこなかった。こういう国民に号令で動く身体を作っていくこと。②号令で動くことを通して命令通りに動く身体を作ること。③朝一緒のラジオ体操をすることを通して、さあ今から仕事だぞと、時間で動けるようにすること。
どれをとっても、自由のない、追いかけられる生活を強いられる、怖い日本の国になりそうです。考えることをせず、言われるとおりに動き、時間どおりに行動する日本人。
自民党草案が示す国や国民の姿はこんなものなのかもしれません。
でも私は、ラジオ体操は大変よくできていると思います。音楽とあの一連の動きはとてもスムーズで、みんなでやるにはいいのかなと思います。
ちなみに私は毎晩寝る前にやっています。
9月18日
『人生の宿題』
SY(小学5年生)
まず、人生の宿題とは何なのだろうか。
家族を作ってそれを幸せにすることだろうか。
自分が楽しく生きることなのだろうか。
もしくは、地球にこうけんして歴史に名を残すことなのだろうか。
だが、それは何もなく気付いたらできるというものではない。
何ごとも努力しないといけない。
何もしなければ、何でもできるなら、この世界はぐうたらな世界になるだろう。
たんじゅんに「宿題」というものは、先生やだれかが出したものを家でやってくる物だ。
また、違う言いかたにすると「人生の目標」といってもいいかもしれない。
では、目標は人に決めてもらってもいいのか。
それでがんばれるのか。
では、人生の宿題をまだ出せなくても生きている内にきっかけがあるかもしれない。
もし決められたら、絶対にかえないで、それに向かって人生という道を歩んでみるのもいいかもしれない。
11日 分かち合い礼拝 KHさん
18日 東地区講壇交換、世真留教会 臼田宣弘牧師のメッセージによる礼拝
なお、この日、佐藤牧師は世真留教会で説教奉仕をなさいます。
25日 島耕一牧師のメッセージによる礼拝
10月2日 午前中は、佐藤牧師の礼拝メッセージ
午後「人間・社会・歴史を考える集い」前回のブログで集会のご案内
をしました。下にも書きました。近隣の諸教会にも案内を発送しました。
9日 分かち合い礼拝 担当 MTさん
16日 島耕一牧師のメッセージによる礼拝
23日 堀伝集会に合流(集会案内参照)
茨坪では集会は行わない。
30日 DVD「9条を抱きしめて」を観る
2016年8月7日週報【週報コラム】
オリンピックの陰で
MTさん
「平和」の祭典オリンピックで連日熱戦が繰り広げられてきた。アスリートたちの闘いに、つい興奮して観ることもあった。子どもの頃運動が苦手な私は、ドッジボールや水泳の時間ベソをかいていたので、代表選手の躍動する姿を憧れて観戦した。
しかし、今この時、世界で起きていることを忘れてはならない。毎週のように発生するテロ。鳴り止まぬ砲弾の炸裂。そこでしか生活できない多くの民。死を覚悟で海を渡る人々。それでも母国を捨てなければならぬ人々。
今回のオリンピックに、難民となった人たちが一つの選手団として参加していたが、美談では済まされない。20世紀は戦争の時代といわれ、21世紀は平和が続くのかと思いきや、紛争や大国の力によるゴリ押し、横暴さに為す術もない。
「大国」を自負するならば、このような時代こそ日本国憲法の第9条を掲げて、積極的に平和外交を推し進め、世界からリスペクトされる国であって欲しい。金メダルの数を数えて一喜一憂している場合ではないと思う。先の参院選の結果、憲法改正を可能にする議席を確保し、安倍政権下でそれを達成しようと、長期政権を視野に入れている動きがあるようだ。オバマ大統領のヒロシマ訪問を歓び、核廃絶を訴える演説に多くの国民が感動した。平和を願いながら、現政権の高支持率は、全く信じられない。
世界もこの国も取り返しのつかないことにならぬようにと、神様を信頼し希望を持ち続けたい。選手の活躍を称えながら想う日々だった。
8月7日 「平和聖日礼拝」佐藤直樹牧師のメッセージ
佐藤直樹牧師「あなたがいるから」 ここをクリックしてください。
佐藤直樹牧師が語る、8月の平和聖日のメッセージは大変感動させられました。皆さんと共有したいと思い、ホームページにアップしました。ぜひお読みください。
コリントⅠ12:12~26の有名なパウロの、教会を身体に喩える個所です。「一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。」という言葉を次のように解釈して締めくくります。
「この地上に平和というものを実現するのであれば、弱い者を生かしていかねばならない。ただそこにのみ解決するか、示される道があるのではないかと思います。弱き者が生かされない世の中は、強き者も、あるいは強いと思っている者も亡んでいく世の中になっていくのです。そこには私たち一人一人のあり方が問われています。」
本当にその通りですね。
茨坪の庭周辺の植物たち
今、茨坪の隣のブドウ端のブドウは出荷の最盛期で、茨坪の集会でも買ってきた巨峰のブドウがふるまわれました。甘くてとても美味しかったです。みんなで楽しみました。写真のように白い紙の包みで包まれているのは、虫や取りに食われるのを防ぐためですね。
茨坪の庭には、今、ジンジャーの花が満開で、とてもきれいです。下の写真のように、何と美しい花でしょうか。
庭の片隅に、オシロイバナがいっぱい咲いています。この植物は、日が出ているときは花がしぼみ、夕方になると花が開くのです。下は日中に写しましたので、開いていません。開くとラッパ状になり、きれいなのですよ。このようなことを植物の睡眠作用と言っています。オオマツヨイグサ(別名ヨイマチグサ、ツキミソウ)もそうですね。
隣の下段に、サルスベリにいっぱい花が付きました。ピンクの花がきれいですね。花と同時に、もう実がついています。これも面白いですね。
10月2日は「人間社会歴史を考える集い」を開催します。
私たちは、現代社会のその時々の問題を取り上げ、市民の皆様と共に考えを深め、問題の渦中にある人々と連帯したいと、毎年集会を開いています。今年は沖縄の問題を取り上げます。私たち本土の平和は、沖縄の犠牲の上に成り立っています。今回は、沖縄に何回か通い続け、現地の闘争を応援してこられた島しづ子さんと、沖縄に移住して沖縄の伝統芸能で一人芝居を演じておられる犬養憲子さんをお迎えして、皆さんと共に沖縄のこころに触れたいと思います。ご来会をお待ちしております。
日時 10月2日(日)午後2時~4時30分
会場 日本キリスト教団岡崎教会
Tel 0564-21‐7359
すべてのいのちを守るために
-なぜ沖縄は『全基地撤去』を叫ぶのか?-
入場無料!
カンパ箱を置きます
第1部 沖縄の一人芝居
演劇きかく「満福中枢」 「楽屋から」
14:00~14:30
座長 犬養憲子さん
沖縄の名所、風習、衣装、舞踏を披露しながら
沖縄の人のこころをユーモアに包んで演じます
第2部 講演会
14:45~16:30
講師:島 しづ子さん
日本キリスト教団名古屋堀川伝道所牧師、NPO
法人「愛実の会」の理事長、障がい者への取組み
に愛知県弁護士会から2009年度人権賞を受賞
日本キリスト教団岡崎茨坪伝道所 牧師 佐藤直樹 集会員一同
444-0077 岡崎市井田町茨坪34-320 ホームページ http://baratubo.web.fc2.com/
連絡先は0536‐39‐5010(森山)または0564-48-4565(佐野)
2016年度名古屋堀川伝道所伝道講演会のお知らせ
毎年、堀伝の秋の集会は刺激的な内容のプログラムを提供していただいています。今年も、興味深い内容ですので、ぜひとも参加したいと思います。茨坪では、茨坪の集会を休みにして、この集会を後援し、合流することにしています。
10月23日(日)13:30~15:30 名古屋YWCA2F多目的ビッグスペース
参加費無料です。
「かき消された声を取り戻す~キリスト教の再構築に向けて~」
講師:新免 貢さん(宮城学院女子大学教授)
講師からのメッセージは下記
「現代は、経済的強さ、軍事的強さ、学力的強さを要求し、基準以下の人間存在を皆で安心して見下ろす冷たい時代です。キリスト教は、こういう時代に対応しうる表現言語を持ち得ているでしょうか。自分たちが当たり前だと思っている伝統的なキリスト教の考え方や型通りの原理を根本的にに直す時期に来ています。重要な古代キリスト教文書『マグ ダラのマリアによる福音書』を通して、現代人の心の奥底に響く古代人のかき消されてきた声に耳を傾けましょう。マグダラのマリアは今もなお皆さんのよき友です。」
同じ日の午前中、11:00~12:00 同じ会場で、堀川伝道所の主日礼拝があります。(説教「倫理非常事態宣言」新免 貢さん)
8月7日 佐藤牧師のメッセージによる平和聖日礼拝 司会 MTさん
21日 島耕一牧師のメッセージによる礼拝
28日 分かち合い礼拝 担当 HSさん
9月4日 聖書研究 使徒言行録27章~
11日 分かち合い礼拝 KHさん
18日 講壇交換、世真留教会 臼田宣弘牧師のッセージによる礼拝
なお、佐藤牧師はこの日は世真留教会で説教奉仕をなさいます。
25日 島耕一牧師のメッセージによる礼拝。
茨坪の「週報コラム」
今回は、最新の週報、2016年7月31日(日)の週報コラムです。
大きなエネルギーを生み出す原子力は、発電などの利用など、プラス面ばかりを強調され、多くの原子力発電所が作られた。
ビキニ環礁での水爆実験で第5福竜丸を始め、多くの日本漁船が被爆していた。
チェルノブイリやフクシマは、環境への大きな影響と破壊力を示した。
ゴジラは1954年に第1作が公開され、今年の7月29日に最新作「シン・ゴジラ」が公開された。当初50メートルだったゴジラの身長は最新作では118.5メートルになっている。ゴジラが成長している。
「ウルトラマン、ウルトラセブンはサンフランシスコ体制(安保体制)のメタファーだ」という言葉もある。ウルトラマンは誕生50年ということで、NHKでも特集を組んでいた。この意味は?
8月は平和を考える月。
「メタファー」は三好牧師がよく遣われた言葉。
島しづ子牧師メッセージ「イエスのかたる命」これをクリックしてください。
「人間社会歴史を考える集い、2016」を開きます。


上の右側の俳句は、15歳の少女の作品。澄み切った空と人々の笑顔こそ、平和を感じる少女の感性が光っていますね。次の左側の俳句で『地震』のことを古い言葉で「ナイ」と言うのだそうです。戦争がないことはもちろんですが、地震もない世を祈るこの人の句は、心を打ちます。
6月26日 聖書研究 使徒言行録22章~ 担当 STさん
7月3日 佐藤牧師のメッセージ礼拝
10日 分かち合い礼拝 担当 MHさん
17日 子どもスペシャルディ くらがり渓谷にて 島耕一牧師のお話し
下記のようにはがきの案内を作りました。
どなたでも参加できます。子どもさんとご一緒にご参加ください。
雨の時は、「おかざき世界子ども美術博物館」で遊びます。
詳細は下記に。
24日 聖書研究 担当者未定
31日 島しづ子牧師メッセージによる礼拝 司会は未定です。
8月7日 佐藤牧師メッセージによる礼拝

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くらがり渓谷下見報告
① 伝道所から約29㎞、45分。(岡崎中央総合公園を通り抜け、県道35号線に出る。茅原沢町で県道37号線に入り、新城方面に東進する。)
② 右手に大きい「第一駐車場」→集合時刻11:00、左手に小さめの「第二駐車場」あり。水洗便所あり。ここで済ませておくとよい。
③ 歩道を通り、徒歩約10分先hの「猿飛橋」の越えたところの河原で遊ぶ。(都吾が先に行き、場所を確保する)近くにトイレはあるが、古く、抵抗のある人もいるかもしれない。
④ やや広い石場があり、川にも入れる。(遊んでいる子供は、クロックスをはいていた)
⑤ 登山道は、車は進入禁止だが、キャンプ用の軽トラックが時々通るので、気をつけたい。
⑥ 場所を離れるときは、必ず、大人の人と一緒に行く、これを徹底したい。
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おかざき世界子ども美術博物館は、下記です。
岡崎市岡町鳥井戸1-1 Tel 0564-53-3511
茨坪集会所から車で30分ほどです。場所を知らない方は、10:00に茨坪に集
まっていただければご案内いたします。粘土教室、絵画教室、工作教室などがあり、安く楽しむことができます。
茨坪の庭に、アガパンサスが咲きました。姿が美しいのと、花の色の淡い紫色が美しいですね。
隣のブドウ畑のブドウが、下の写真のように大きくなりました。お盆の頃にお隣の農家が売り出します。ここの巨峰ブドウは美味しいのです。でも、これからの農作業が大変です。鳥たちについばまれないように、一つ一つの房に袋掛けをするのですね。

昨日の中日新聞のトップに、沖縄「怒りは限界を超えた」との記事がありました。米兵の女性殺害に6万5千人の抗議、21歳女子大生の「涙の訴え」に心から感動しました。彼女の言葉にある「本土も加害者」の言葉を、我々本土の人間は真剣に考えないといけないと思いました。下の標語にあるように、沖縄基地は構造的差別なのです。
森山昭雄「パウロに信仰義認論は異邦人差別を産んだ!」
6月と7月の茨坪での集会予定
6月12日 分かち合い礼拝 担当 SMさん
19日 島耕一牧師メッセージ 司会 YNさん
26日 聖書研究 使徒言行録22章~ 担当 STさん
7月3日 佐藤牧師のメッセージ礼拝
10日 分かち合い礼拝 担当 MHさん
17日 子どもスペシャルディ くらがり渓谷にて 島耕一牧師のお話し
24日 聖書研究 担当者未定
31日 島しづ子牧師メッセージによる礼拝 司会未定
ポスターは、沖縄の辺野古のことを取り上げました。米軍の軍属の女性死体遺棄事件は衝撃でした。報道によれば、米軍による犯罪はものすごい数になっていると聞かされ、驚いていますが、再び凶悪な犯罪が沖縄の女性を犠牲にしたことに許せない思いでした。みな基地があるために起こった犯罪です。基地をなくすことが問題の根本的な解決です。沖縄の民意は、先の県議会議員の選挙にも明らかに示されました。それなのに、日本政府は辺野古の基地建設をやめようとしません。民主主義、地方自治を真っ向から否定する政府の姿勢に憤りを感じます。
もう一つのポスターの言葉は、武器輸出の問題です。武器輸出は、戦争に加担することです。日本の高度な技術を駆使すれば、それを武器にすることは容易であり、それを輸出して金もうけをするなんて、平和憲法のもとでは許されないことです。武器を作らない、使わない、輸出しないの三原則は、そのために生まれた日本の国是です。それが反故にされてしまうことに、心から憤りを覚えます。
左側は、苦しみにうなだれ、呻く、旧約の詩人の言葉に感動して墨書しました。苦しみの中でもなお、神の救いを信じ、神を待ち望む信仰を持ちたいものです。