岡崎茨坪(ばらつぼ)伝道所
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6月2日(土)高橋哲哉講演会
 6月2日(土)高橋哲哉講演会のご案内

  皆さま、ご無沙汰しております。お元気にお過ごしのことと存じます。 

 今日は皆さまに、私たちが62日に計画している集会についてお知らせします。緑色のチラシをご覧ください。哲学者の高橋哲哉さんをお招きしての講演会のお誘いです。高橋さんは、今日の日本社会の政治や社会の問題を鋭く分析し、思想的に深く問題に切り込んでいる気鋭の学者です。特に、「オキナワ」や「フクシマ」に犠牲を負わせている問題について、「犠牲のシステム」という思想で分析し、現代日本の問題と日本人の思想の本質を鋭く問うています。私たちは高橋さんの思想に深く感動し、この方の話をじっくりと伺いたい、そして多くの方々とその考え方を共有して今後の活動の助けにしたいと思い、この集会を企画しました。

 

 私たちの伝道所だけの集会とするのではもったいないので、近隣のキリスト教会と真宗大谷派岡崎教区の仏教者の方々や市民運動の方々に提案したところ賛同してくださり、一緒に6.2集会実行委員会を立ち上げ、集会の実現に取り組んでいます。政治的な内容とも思える集会でありながら、政治運動としてではなく、思想の問題として考えることを意図しています。ですから政治党派とはかかわりなく、宗教者と市民運動の方々と共同して取り組んでいることも珍しい集会ではないかと思っています。この集会を多くの方々と共に担いたいと考え、集会のチラシを載せさせていただきました。知人・友人をお誘いいただければありがたいです。

  以上、お願いばかりで恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。

       日本キリスト教団 岡崎茨坪伝道所 牧師 佐藤直樹 集会員一同

      444-0077岡崎市井田町茨坪34-320 Tel 0564-23-3882(森山方)



おもて


チラシ第3版最終

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上の写真は、ボクが12年前にベルリンを訪れた時に写した写真です。
 ボクは、若いころ日本の近現代史を学んで痛感したのは、日本の国はあの侵略戦争の責任を取っていない、ということでした。そこで、何回か、同じ第二次世界大戦の敗戦国であるドイツを訪ね、ドイツの人々が戦争とどのように向き合っているかを確かめるために、「戦跡巡り」をしました。いくつかのユダヤ人を虐殺した強制収容所をまわりましたし、至る所に戦争犯罪を記念する施設が多くの人々に公開されている実態を目の当たりにしてきました。
 
上の写真は、ベルリンの中心部にブランデンブルグ門という凱旋門があります。昔ここにいわゆる「ベルリンの壁」があって、それが撤去された跡地が広場となっていました。そこに、ドイツ政府がホロコースト記念碑を作ったのです。僕たちが偶然ここを訪れたのは、何とこの記念碑開設の4日後だったのです。ナチス・ドイツは600万人のユダヤ人を虐殺したことは有名ですが、そのホロコーストを記念する記念碑がこれです。広場を埋め尽くした方形の石は、殺されたユダヤ人の柩を表しています。芸術作品ですが、異様な姿ですね。

ボクが深く感動したのは、ドイツ人がユダヤ人虐殺という自らの犯罪的事実を記憶するために、ドイツのまさに中心地に記念碑を作る、その「歴史的犯罪への向き合い方」です。日本で言えば、ここは皇居前広場のようなところに、日本の戦争犯罪記念館を作るに等しいことです。ここにいる人たちは、中学生か高校生くらいに若い人たちが引率の先生に連れられて説明を聞いています。彼らにとっては、自分のおじいさんやひいおじいさんたちの犯罪と向き合っているのです。それは「再び繰り返す」ことがないために、です。  

それに対して、日本は、2000万人ともいわれるアジアの人々を殺しました。凄まじい侵略戦争の事実です。しかし今の日本は、南京虐殺はなかったとか、従軍慰安婦はでっちあげだとか言って戦争犯罪を隠し続けようとする国です。侵略戦争の加害者を「英霊」として美化する国なのです。東京裁判はありましたが、それは戦勝国による裁判で、日本人自身の手による戦争犯罪を裁く裁判は全く行われてきませんでした。ドイツでは、ナチスに協力した多数の戦争犯罪者が具体的に裁判にかけられ裁かれているのです。
 そういう日本だから、戦後
70年経っても、中国や韓国から侵略戦争の責任を認めない国として疑惑の目で見られ続けているのです。これは恥ずかしいことではないでしょうか。それは、真摯に「過去と向き合う」姿勢がない、という日本人の思想の問題はないでしょうか。再び犠牲を繰り返さないためには、過去の犯罪を清算することなくして未来への展望は開けないと思うのです。
 

ボクが高橋さんの著書を読んで、知っていると思っていた事柄が見事に筋道が付けられ、深い意味内容になることに感動したのです。是非じかに高橋さんの話を聞きたいと思いが強くなりました。たとえば沖縄の問題と福島の原発災害とは一見無関係のように見えるのですが、高橋さんは「犠牲のシステム」という捉え方をします。フクシマ地域に過酷な原発被害を押し付け、一方で電力の大消費地である大都会で安全に電気をふんだんに使って暮らす社会の構図があります。沖縄に米軍基地を押し付け、本土は安全で平和に過ごすという社会の構図も共通しています。高橋さんはそれを、「一部の人々に犠牲を強いることが社会のシステムに組み込まれている」というのです。それは、沖縄やフクシマのみならず、現代日本社会の根底に横たわる倫理的・思想的な問題ではないかとボクは思います。
 憲法九条の改憲が政治的な大きな問題となって浮上してきました。まさに今の政権は、「過去の侵略戦争に向き合う」姿勢がないのです。その姿勢が片鱗でもあれば、九条を変えるなどとは決して言えないはずです。大きな声を上げて、九条改憲反対を叫びましょう。

 

 

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